7月5日(日)
「異人たちとの夏」山田太一原作 脚本、演出鈴木勝秀
出演、椎名桔平、内田有紀他。日比谷シアタークリエにて。
ほとんどが二人だけの芝居だったので舞台の空間がかなり広い割には二人の演技が超自然で動きも少ないので、もったいない感じがした。
席が後ろだったので全体が見渡せたせいもあるかも知れない。
この芝居はもう少し小さい劇場を使った方が良かったかな?
この中で甲本雅裕と 羽場裕一の舞台経験豊富の二人が出ると何故か安心するが今回池脇千鶴がいい味をだしていたのは良かった。
この芝居はもう少し小さい劇場を使った方が良かったかな?
この中で甲本雅裕と 羽場裕一の舞台経験豊富の二人が出ると何故か安心するが今回池脇千鶴がいい味をだしていたのは良かった。
物語はドラマのライターをしている男(椎名桔平)が離婚して仕事に使っている部屋に住むようになる。そして子供の頃、両親と暮らしていた浅草にふと足が向く。すると死んだはずの父親(甲本雅裕)が現れる。しかも年齢もその時のままで、そして母親(池脇千鶴)も?
実は両親は彼が12歳の時に交通事故で亡くなっていて、それ以来30年浅草には行っていない。それからはちょくちょく彼ら会いに行くのである。
そんなある日の夜、同じビルに住むという女(内田有紀)が突然訪ねてくる。やがて彼女と恋におちてゆくが、気持ちと裏腹に体は衰弱してゆく。その原因は死んだはずの人と会っているからだと知り、両親と別れるが・・・そこに担当の編集者(羽場裕一)が以前よりももっとやつれていることを告げる。それは何故か?ここからは観てのお楽しみ!
面白い作品ではあるが、芝居は空間選びも大切なんだなと感じた。
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