今邑 彩「ルームメイト」
主人公の女子大生(春海)が偶然に出会ったもう一人の女子大生と部屋をシェアする事になった。
一緒に住み始めてしばらくした時そのシェアした相手の女子大生が行方不明になり、気がつくと彼女の事は名前しか知らなかったのである。それで調べていくうちに、彼女は女子大生でもなく名前すら偽名であった。
そんな中彼女が死体で発見される。
真実を探ろうと大学の先輩男子と共に奔走する。とここまでは定番青春サスペンス的ありきたりなストーリー展開だ。
ところがギッチョンチョン、「え、え、え、!」とどんどん展開が変化していき、してやられたってな感じ。
ルームメイトの意味するところはここにもあったのか?「じゃあ、犯人は?・・・・え、こいつか?」と思うと「あれ?違う、こいつだ!」と最後まで裏切られた感じ。
久々にやられた。実に面白い作品だ。
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