初和田作品を読んだ。
高田郁もそうだが和田はつ子も女性作家だけに剣を交える描写はそれほど無いが、登場人物それぞれの感情表現は細やかだ。
物語は、お医者同心の中原龍之介は出世欲も無く、敷地内で育てている薬草の世話をし、好きな動物たち過ごすことに楽しみを得ているように見える。そしてもう一人、定町廻りから数日で左遷され、龍之介のいる定中廻りに回されて来た町人上がりの光太郎の二人がおりなす痛快時代劇だ。
ある日、光太郎は上司である龍之介が変装して賭場に入るのを見てしまい、その意外なことに大変驚くのであるがその真相を知るにつれ、その力になろうと龍之介に迫る。
ここから二人の活躍ストーリーが始まる。
思わぬ事件の奥深さを知り、そして龍之介の秘密も明かされる。
その複雑に絡んだ糸を一本一本解いて行く。
走り火の意味は?
さあ、この二人の運命やいかに!
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