道尾 秀介の「片目の猿」
道尾の作品にしてはあっさりしている。それであっという間に読めてしまったのか?
しかし、いつもの最後の裏切られ方は、やっぱり凄い!やられたって感じだ。
あっさり読めたもう一つの理由として、登場人物たちが非常に魅力的な事だ。
決して強い意志を持った者たちではなく、コンプレックスにさいなまれているからこそ、その時その時を一生懸命生きるという人間くさいヒューマンドラマが繰り広げられたのだ。
そして主人公が最後に言った言葉が心に響いた。「眼に見えているものばかりを重要視する連中に、俺は興味はない」
物事の本質を見極める眼を持つことだといっているのだろうな。
さて、おれはその眼を持っているだろうか?世間に流されてそれを見失っていないか?人生まだまだ勉強だ!
この言葉は今、平行して読んでいる彼の作品「背の眼」にも言えると思う。
さあ、下巻に突入、さいごの裏切りが楽しみだ!
宮下タケルのハンサムクッキング
男性モデルが作る美しくなるレシピの料理スライドショー
簡単でおいしい、腸の中から健康に美しくなっていくレシピです。山中湖のペンションでも喜ばれている料理ばかり。作るのも食べるのも楽しくて、その後の体の調子もすごくいいよ!
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