久々に誉田哲也を読んだ。このところ、時代小説に没頭していたからだ。時間がゆっくりと進む時代の良さ、つまりそこに人情がありの、ほのぼのとした世界に安心感を覚えたのだ。
今回の作品「春を嫌いになった理由」は現代の日本が抱える問題のなかで起きるストーリーだ。
主人公は英語、ポルトガル語を話せる26歳の女性だがいまだにフリーターの瑞希。
叔母が某TVのプロデューサーで、彼女がブラジル人の霊媒師を呼び、いくつかの事件を取り上げ、取材し、事件の真相を探る特番を組む。
その霊媒師の通訳として姪である瑞希に依頼がくるだが、実は瑞希は小さい頃の不思議な体験がトラウマになって、霊的なものには嫌悪感さえ感じ、拒絶し続けて来たのだった。
無理やり仕事を押し付けられ仕方なくその仕事をすることになるが、霊媒師のエステラは瑞希には優しく接してくれる。
その一方中国密航者の話、その番組を見ているある夫婦と3方向からのストーリー展開。
これがどういう繋がりになっていくのかと読み進み、どんどんストーリーの中に引き込まれていく。
瑞希はトラウマから抜け出す事ができるか?
事件は無事解決するのだろうか?
「えっ!」と思わせる展開にいつも驚かされる。
やっぱり誉田哲也の作品は全ての登場人物たちが全て印象に残る者たちばかりだ。
さあ、次はなにを読もうか、本屋に急ごう!
宮下タケルのハンサムクッキング
男性モデルが作る美しくなるレシピの料理スライドショー
簡単でおいしい、腸の中から健康に美しくなっていくレシピです。山中湖のペンションでも喜ばれている料理ばかり。作るのも食べるのも楽しくて、その後の体の調子もすごくいいよ!
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