宮下タケルのハンサムクッキング

男性モデルが作る美しくなるレシピの料理スライドショー

簡単でおいしい、腸の中から健康に美しくなっていくレシピです。山中湖のペンションでも喜ばれている料理ばかり。作るのも食べるのも楽しくて、その後の体の調子もすごくいいよ!

宮下タケル

Slide Show / Takeru Miyashita

2009年5月25日月曜日

阿修羅展




先月、奈良に行ったとき、興福寺の阿修羅像が東京に来ているというので観られなかったので、日曜日、天気は雨だったけれど上野の東京国立博物館・平成館に出かけた。午後2時到着!なんと長蛇の列だ。たしかにニュースでやっていた通り、大人気なのだ!それに6月7日で終了のためか老若男女が押し寄せていた。

今回、360度、全身くまなく観られるのがいいね。阿修羅の後姿ってどうなっているのだろう?期待をしながら列の最後尾に着いた。すると空が明るくなり時折太陽も顔を出したではないか!俺ってやっぱり晴れ男?用意した折りたたみ傘を仕舞って、順番を待ち、30数分で中に入ることができた。

いよいよ、ご対面・・・。いろんな仏像や備品などの展示もじっくり見て、いにしえの都に思いをはせながらさらに進むと一つの空間の中心に静かに立っている阿修羅像が、それを取り巻いている人々をやさしく見守っているかのように感じた。しかしその表情は何かを訴えているようだ。身長は150cmくらいで思ったよりも小さいがとてもバランスがよい。正面のやさしい顔、まるで夏目雅子似のきれいな顔立ちでその場に立ち竦んでしまった。会場全体がそんな雰囲気だ。そのとき会場の係りの人が「後からのお客様の為に、少しづつお進みください」といった言葉にハッと気づき我に返った。皆動き出し、次は横顔だ。下唇をかみ締めた顔に強い意志が見えるようだ。さあ、さらに後ろ姿、背筋がピンと伸び、筋肉質ではないが力強さがある。もう二度と見られないかもね。人の波に押し流されて最後の横顔。何かを見据えているようなまなざし、今の世の中をじっと見守っているようだ。一周してきた。列から離れ会場の隅からもう一度じっくりと見つめた。「ありがとう」と思わずこころで言っていた。
今の世の中を見て阿修羅の優しい顔が鬼の形相に変わるときこないような世の中であってほしいものだね。
出てきて時計をみたら2時間半以上経っていた。雨も上がっているので浅草まで散歩して帰ろうかな。そうだ!今日はあのラーメンを食べよう。馬賊の手打ち麺!注文と同時に麺を打ってくれるのでちょっと時間はかかるけれど我慢の範囲だ。浅草通りをまっすぐ浅草へ、はやる気持ちを押さえながら早足に・・・・着いた、「バン!」思わず麺を叩きつける音にびっくり!いいねえ、挑戦状を叩きつけられた感じ、よーし、「五目ちゃんぽん麺一つ!」しばし待つ。「おまちどうさま」・・・・・おお、五目あんかけののったあつあつのラーメンだ。ふうふういいながらいっきに食べた。茹でたて麺のこしが独特だ。スープも色のわりにはからくない。ふうー!ごちそう様!お腹もみたされたので帰ろう。
家に帰って来たら雷がごろごろ、そして雨がざーっと降ってきた。タイミングよかった!

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