宮下タケルのハンサムクッキング

男性モデルが作る美しくなるレシピの料理スライドショー

簡単でおいしい、腸の中から健康に美しくなっていくレシピです。山中湖のペンションでも喜ばれている料理ばかり。作るのも食べるのも楽しくて、その後の体の調子もすごくいいよ!

宮下タケル

Slide Show / Takeru Miyashita

2010年10月29日金曜日

猫始末


先日読んだ和田はつ子の最新作 「走り火」はシリーズものだったことを知り、三作目の作品だったことを知り、早速1、2を手に入れた。
すると登場人物の背景がしっかりと分かってきた。
けれど最新作(第3弾)を最初に読んでしまったので、物語の成り行きが分かっているので。登場人物に対して「今は大変だけれど、未来は明るいぞ、頑張れ!」と応援してしまう。
特に定中役、つまり閑職にいる2人、動物が好きで医師としての手腕も持ち、人格者の龍之介と大店の息子で親に同心株を買ってもらい侍になり希望に満ちた青年同心光太郎には思わずエールを送ってしまう。
これといって仕事があるわけではないが些細な出来事から糸を辿って大事件に行き着き、それを解決していくのである。
ここで題名にもなっている猫がいる。この猫が龍之介の役宅にやってくる通い猫なのであるが、最後の謎解きに関わってくる。
そこには龍之介の観察力、洞察力が事件を解決に導く。光太郎も閑職にに在って希望を失いそうになっていたが龍之介のようなすばらしい上司といて次第に元気になって行く。
事件が解決しても自分たちの手柄として受け付けられないのであるが、そんなことよりも苦しんでいる人のために一生懸命に生きる姿は心を打たれる。

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