最近、「吉田うどん」が注目をあびて、地元としては大変うれしいことではあるが、山梨県といえば、やっぱり「かぼちゃのほうとう」だ。昨日ほうとうの老舗といってもいい「小作」のかぼちゃのほうとうを久しぶりに食べた。ほうとうは、他の麺類と違って、麺を打った後そのまま汁の中で煮込む麺なのでちょっと汁にとろみが出て、まだ寒い日だったので、とても身体があたたまる。そしてここのかくれた名物「馬もつ煮」。みそでよく煮込んであるので臭みもなくとても美味しい。これの定食もあるのでお腹空いているときはいいかも。
「ほうとうは」、各家庭で昔はよく作っていたものだ。ちなみに私は次の日に残った、とろとろのほうとうを離乳食として育ったと、母がほうとうを食べるたびに言っている。
たしかに、いろんな野菜等の栄養がしみ込んだほうとうは栄養たっぷりだもんね。おかげ様で、こんなに大きくなりました。
そういえば高校時代、一年にいっぺん「富士登山競争」というものがあり、制限時間内に5合目まで行って帰ってくるという合計四十数キロ、マラソンよりも過酷なイベントがあり、検問所がちゃんとあって、そこで教師がはんこを押すので、ズルはできない。そこで教師たちはキノコを撮ってほうとうを作ってたべていたなと思い出した。そこを横目に見て「うまそうだなあ!」とつぶやいて、また先に向ったものだ。
昔、よくうちの父が富士山からキノコを撮ってきてそれでほうとうを作って食べたさせてくれた。野生のキノコの味はものすごく濃く、美味しかった気がする。また、食べたいな。自分で撮りに行くことができないものね。残念!
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