一昨日、TUTAYAでDVDを2個借りてきた。「主人公は僕だった」(これの感想は一昨日書いた)もう一本は「最後の人生の見つけ方」だ。
実は最近、うちの劇団員の身内が相次いで亡くなったり、それから間もなく以前劇団の舞台監督をしてくれた一人がたおれて余命1ヶ月あるかどうか?という連絡をもらった。うちから近い病院だったので仕事の合間を見つけて見舞いに行った。すると普通に話ができて、案外元気だったのでそのときは安心したが、本人の話を聞いてその気持ちは打ち消された。4、5年前ガンで手術をして復帰し、げんきに仕事をしていたのに・・・・?実は、彼はガンがリンパに乗ってしまったことを承知でなんの治療もしないでいままで過ごしてきたのだ。彼の話では抗がん治療をすると寿命を縮めてしまうから、本当の寿命をまっとうしたいと頑張ってきたのだ。それでついに力尽きたと言った。身体全部をどうしたらいいかわからない程の苦痛だったそうだ。それで今はモルヒネで苦痛を押さえているだけだと。そのモルヒネのせいでハイテンションで話ができるんだと冗談交じりで話をしてくれた。 私は複雑な気持ちで笑いを返した。
この「最後の人生の見つけ方」で主人公の二人(ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン)が末期がんで余命いくばくもない人生をどう過ごすかという映画だ。借りる時、なぜか知らずにこの映画を手にしていた。
誠実にこつこつ家族の為に仕事(自動車修理工)してきた男(モーガン・フリーマン)とただひたすら金の為に働いて大金持ちになったわがままな男(ジャック・ニコルソン)、二人が同室になり、お互いの気持ちを知って、やり残したことをするために世界旅行に出かけていき、大事なものを見つけるのである。
ここで人間は死に近づくと自分の人生を悔いないものにしようと思うのだろうか?それとも歩んできたものをきっと肯定したいんじゃないのだろうか?
悔いなき人生か?自分自身悔いがないかといわれたら、いっぱいあるな。
この映画の主人公たち、いま、最後の人生のピリオドに向っている彼も、なんか自信をもって人生を生きて来たと言ってる。自分はそんなにきっぱりといえるだろうか?
宮下タケルのハンサムクッキング
男性モデルが作る美しくなるレシピの料理スライドショー
簡単でおいしい、腸の中から健康に美しくなっていくレシピです。山中湖のペンションでも喜ばれている料理ばかり。作るのも食べるのも楽しくて、その後の体の調子もすごくいいよ!
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